転職面接で希望年収を聞かれたときの答え方解説

転職ノウハウ
  • 希望年収を低く答えた方が採用されやすいのかな?
  • 高すぎる希望年収を答えるのはマズい?
  • 希望年収の答え方で採用判断に影響する?

転職面接でよく聞かれる質問の一つなので、答え方に悩みますよね。

筆者もその一人で、受ける企業によって答え方を変えてみました。

本記事では筆者の転職面接における実体験をもとに、以下の内容を紹介します。

  • 希望年収をどう答えるのがよかったのか
  • 転職されている方に合った答え方は、どんなものがあるか

転職活動で筆者と同じように悩まれている方の、参考になれば幸いです。

 

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転職面接でよくある希望年収の答え方

では先ずネット上やSNS、転職本などで紹介されている、よくある転職・希望年収の答え方をみていきます。

  1. 御社の規定に従います
  2. 現職の年収○○円なので、最低でも現職年収を維持したい
  3. 希望は〇〇円(現職+20%UP程度)を希望

筆者もある転職エージェントに希望年収をどう答えるべきかきいたところ

「希望年収は御社の規定に従います」
or
「希望年収は現職程度を希望しますが、御社の規定に従います」

と答えてください。

あまり自身の希望を伝えると、企業側からマイナス印象を与えますと言われました。

転職面接をとおして実際どうだったか、次の項目でみていきますね。

 

筆者の希望年収の回答内容と選考結果

では実際の筆者が体験した転職面接で、面接官に答えた内容と合否・内定後の提示金額をみていきますね。

 

希望年収の回答内容①:「御社の規定に従う」

  • 企業数 :2社
  • 選考結果:1社→1次面接落ち、1社→最終面接落ち

特に志望度が高くない企業でしたが、無難な回答「御社の規定に従います」としました。

結果は年収以外に、スキル・経験面や熱意の部分で面接落ち。

 

希望年収の回答内容②:「現職の年収を最低限維持したい」

  • 企業数 :3社
  • 選考結果:1社→最終面接落ち、2社→内定辞退

志望度の高い」かつ「年収アップを期待できそう」な企業には、「現職の年収は維持したい」と答えました。

結果は3社とも最終面接まで進み、内2社から内定をもらえました。

内定2社からの年収オファー内容は以下のとおりです。

  • 現職年収:+80万円
  • 現職年収:-20万円

どちらも内定辞退してしまいましたが、1社からは大幅年収アップのオファーをもらえました。

 

希望年収の回答内容③:「〇〇万円以上を希望します」

  • 企業数 :1社
  • 選考結果:1社→1次面接落ち

この答え方をした1社は、そこまで志望度は高くなかったので年収アップを強気に伝えてみました。

結果は以下理由により不採用の連絡をうけました。

  • これまでと業界がことなる
  • 経験業務、業界から入社後のキャッチアップに時間を要する
  • 希望年収は提示できない

筆者を採用するには、年収が高すぎるとお断りを受けました。

実力以上の希望年収を伝えると、落とされるリスクは高まるようですね。

 

【転職目的別】おすすめ希望年収の答え方

実際に筆者が転職面接をとおして考える、転職目的別の希望年収の答え方を紹介します。

 

転職目的:年収・給与アップ

年収アップが転職の目的であれば、この年収じゃなきゃ入社しない年収条件を伝えればいいでしょう。

ただ、企業側も募集要項に想定年収「400万円~800万円」など幅を持たせており、その範囲外の年収は受け入れられないことが多いです。

書類選考時点で落とされる可能性が高くなるので、応募前に募集要項の年収はチェックしてください。

 

転職目的:とにかく今の会社を辞めたい

今すぐにでも現職を退職したい人、年収下がっても問題ない人は「御社の規定に従います」でいいかと思います。

応募する内容が未経験職種や業界であれば、最低年収でのオファーとなる可能性があるので。

よっぽど年収にこだわらない人以外は、あまりおすすめしません。

 

転職目的:どうしても応募先企業に入社したい

志望度の高い企業への回答って悩みますよね。筆者もそうでした。

筆者は最低希望年収(現職年収)は伝え、選考を進めましたが、結果的には内定を受けず。

年収を伝える際、希望年収だけでなく、最低年収はしっかりと考えてから伝える方がいいですよ。

選考が進んでからだと、企業側との交渉はうまくいかない可能性が高くなります。

 

▼筆者の転職活動での年収交渉失敗事例は、以下記事で紹介してます。

≫転職で希望年収を実現する給与交渉の仕方とタイミング

 

企業側が希望年収を確認する目的

では最後に企業側がなぜ希望年収を聞いておくか、紹介しますね。

求職者が考える市場価値が実態とかけ離れていないか確認

業界や職種によって、ある程度同じような年収レンジになってますよね。

その中で、求職者自身の経験から実際の市場価格を把握しているのか?

あまりに自己評価が高すぎないか確認し、

 

自社の採用予算にあうか確認

採用する側にも採用予算があります。

その範囲内でオファーしても、内定を受けてくれるか確認します。

採用をすすめることで、面接日程の調整などいろいろと手間と時間がかかります。

そのため事前に希望年収を把握しておき、内定後に入社してくれるかを確認のため希望年収を聞いてきます。

 

希望年収を達成するための対応

面接などで希望年収は必ず聞かれるはずなので、事前にどうこたえるか応募する企業ごとに考えておきましょう。

  • 御社の規定に従います
  • 現職年収を最低限維持したい
  • 〇〇万円を希望します!

など、目的別にこたえ方を変えるのが筆者からのおすすめです。

また年収交渉は使用する転職エージェントに結構左右されます。

転職エージェントによってレベル差はあるので、信頼できるエージェントを使った方がいいですよ。

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転職で希望年収を達成して、モチベーションをあげれるといいですよね!

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