- 転職面接が苦手
- 転職面接で落とされる理由がわからない
- 転職を成功させたい
転職活動をするうえで避けては通れない「面接」。
面接が得意な人もいれば、面接が苦手な人もいますよね。
筆者は「面接が非常に苦手な人」でした。
そんな筆者も2022年5月以降、転職活動の成績は以下の感じです。
- 10社応募し東証プライム上場企業2社から内定
- 書類選考通過→面接経験 8社(応募10社中)
- 最終面接で2度落ち
本記事では、8社面接を経験した筆者が「面接で落とされた理由」や「対策」について紹介します。
転職面接がうまくいっていない、これから転職面接を控えている方の参考になれば幸いです。
▼筆者の転職活動記録は以下記事で紹介してますので、こちらも読んでみてください。
転職面接で筆者が実際に落とされた理由4つ
まず筆者が転職面接で落とされた理由を紹介します。
落ちた理由①:スキル不足
これ言われるとツライですよね。
応募先の要求スキルに達しておらず、他選考者と比べると劣るとの理由。
自分自身の自己分析結果と企業の募集要項の理解が浅いと、スキル不足で落とされやすいと思います。
落ちた理由②:熱意が感じられなかった
応募先企業へ「どうしても入社したい!」「入社して○○をしたい!」という意欲が伝わってこなかったとの面接フィードバックを受けました。
応募先企業への熱意を伝えるのが、筆者はとにかく苦手でした。
同じような理由で悩まれている方も多いのでは・・。
落ちた理由③:貢献してくれるか未知数であった
筆者の経歴を一通り確認し、実績はあるけど、異なる会社でも再現性があるのか未知数。
そのため今回はお見送りとのことでした。
現職での経験を再現性高く、相手に伝えるのって非常に難しいですよね。
そもそも応募先企業で働いたこともないので、実態を完全に把握できるわけでないので。
落ちた理由④:未経験からのキャッチアップに時間がかかる
「職種は同じ・業界違い」で応募した企業から、最終面接でお祈りメールを受けた内容です。
業界違いでも、職種が同じなのでまったくの未経験ではありませんでしたが、業過が少し特殊ではありました。
希望年収や経験から総合的に判断して、お見送りされてしまいました。
よくある転職面接で落ちる理由4つ
つぎに転職面接でよくある面接で落ちる理由を紹介します。
※筆者が体験した理由は、重複をさけるため省略しておきます。
よくある落ちる理由①:転職軸が定まっていない
あなたが転職を通じてなにを達成したいか、これが明確に決まっていないと突っ込まれるポイントになります。
転職の軸が決まってないと面接官から
- 採用してもまたすぐ辞めるのでは?
- そもそも転職する必要あるの?
- 採用してもキャリアプランが見えない・・
などマイナスな印象を与えてしまいます。
よくある落ちる理由②:論理的でなく話が冗長
転職は人生を左右する可能性もあるので、少しでもよく見せようと喋りすぎる人いますよね。
喋りすぎは一番やっちゃだめですよ。
面接官が知りたいこと以上にベラベラしゃべることで、論理性のないひとの烙印を押されかねません。
よくある落ちる理由③:面接前の準備不足
面接の場では面接官から多数の質問を受けることになります。
当然、自社で活躍できるのか、自社の社風・雰囲気にマッチする人なのか等を確認のため。
面接官が知りたいことに対して、回答をつまってしまったりするのはもったいないです。
なので面接官からの質問には、的確にこたえられるよう事前準備が必須です。
よくある落ちる理由④:緊張しすぎて本来の自分を出せない
これは性格的な問題もありますが、緊張して声が出なかったり、つまったりすると採用側の印象は悪くなる可能性があります。
採用後の会議やプレゼンでも、同じように緊張して活躍できないのでは?と。
緊張してしまうのは仕方ないですが、緊張しづらくする対策はできる限りしておきましょう。
転職面接を通過する対策
では、どうしたら面接で通過しやすくなるのか、筆者が実践した内容や転職エージェントから教えてもらった内容を紹介します。
面接対策①:事前準備を怠らない
面接前に準備できることは、できる限りやり切りましょう。
例えば
- 自己分析
- 自身の経歴棚卸
- 応募先企業の分析
- 自身と応募先企業とのマッチする点、マッチしない点
それぞれの項目に対して、筆者がおこなったことを紹介しますね。
自己分析
一般的な自分自身を知ることから始めました。
筆者はExcelのスプレッドシートを使って、パソコンやスマホで隙間時間に以下項目をまとめてました。
- 転職の軸(業界・職種、達成したいこと、大切なこと)
- 転職理由
- キャリアプラン
- 仕事観
- 長所・短所
- 性格
など、自分自身に関することを言語化していきました。
自身の経歴棚卸
経歴についても同様にスプレッドシートにまとめていきました。
- これまでの業務内容(年単位)
- それぞれの取り組み・成果・伝えたいポイント
- 成功事例・失敗事例
- リーダーシップを発揮したこと
- 苦労したこと
- 強み・弱み
- この分野では他の人に負けないこと
など。
10年ほど前のことを思い出すのは苦労したので、面接でアピールのポイントは直近数年にしぼりました。
応募先企業の分析
次に応募先企業の情報もスプレッドシートにまとめてます。
- 企業の募集要項の内容まとめ
- 企業の基本情報まとめ(売上、利益、取り組みなど)
- 応募先企業の競合先情報
企業情報は調べても調べても終わりが見えません。
その中で情報の取捨選択をしながら、今回応募した職種で必要な情報を中心にまとめていきました。
情報収集に活用したツールは
- 応募先企業のHP
- 応募先企業のIR情報(決算説明会資料、有価証券報告書など)
- 応募先企業関連のニュース
- SNSで応募先企業の情報検索
筆者的に一番役に立ったのは、IR情報でしたね。
▼企業分析は「逆質問」を考える際にも役立ちますよ。
自身と応募先企業とのマッチする点、マッチしない点
自己分析・経歴棚卸が完了し、応募先企業の分析も完了したら次に応募求人に対してマッチしている点を挙げていきます。
- 募集要項の「必須要件」とのマッチ
- 募集要項の「歓迎要件」とのマッチ
- 募集要項の「業務内容」とのマッチ
応募時点である程度、マッチしていること前提で応募してますが、面接前にあらためて具体的に何がマッチしているか見ていきます。
・必須要件にある〇〇と、自身の〇〇の経験はマッチしている
・歓迎要件にある〇〇であれば、自身の〇〇の経験でアピールできる
など、募集内容と自身がマッチしていることを確認。
マッチしている点をあとは、面接の場で論理的に伝えることに注力しました。
面接対策②:相手に理解してもらうことを優先
面接で話すときに意識したことは以下の2点です。
- 自分が伝えたいことを中心に話さない
- 相手が知りたいことを中心に話す
対策①でも書きましたが、企業側としては応募要項にマッチした人を採用したいと思っているはずです。
なので、自分が話したいことではなく、企業側に採用したいと思わせる内容を話すべきです。
あとは「話が長いやつ」と思われないよう、ポイントを簡潔に伝えることを意識しましょう。
面接対策③:転職理由と志望理由が矛盾してない
企業側が採用したいと思わせるには、「長期的に働いてくれる」「活躍してくれる」と思わせることが重要になります。
そこで面接で必ず聞かれる質問である「転職理由」「志望理由」を、採用側が納得いく内容で話せないと面接の通過率は下がった印象。
▼転職理由のこたえ方については、以下記事でまとめてますのでご参考に。
面接対策④:良い転職エージェントを利用しよう
最後に見落としがちですが、利用する転職エージェントの質も重要です。
転職エージェントによって、面接前後での対応がまったく異なりますので転職エージェント選びも妥協しないでね。
筆者が何社か使って、良かったエージェントとそれ以外の違いは
- 面接前の模擬面接をしてくれる
- 面接前に企業側の面接官や面接雰囲気、想定質問内容を教えてくれる
- 面接後の企業側からのフィードバックを具体的に教えてくれる
- 企業側との調整が速い
筆者が2ヶ月で2社内定を得られたのは、転職エージェントを変えてから。
実際に利用したのは「パソナキャリア」
▼パソナキャリアを実際に利用した体験談・感想は以下記事にまとめてます。
適切な転職エージェント選びが重要
転職活動をして、一度も落とされずに転職できれば良いですが、そうもいきません。
転職活動は自分一人でもできますが、労力や正しい方向に進むことを考えると、無料の転職エージェントを活用するのがおすすめです。
筆者は何社も転職エージェントに登録し、最終的に使う転職エージェントを変えることで内定を得られました。
1社だけでなく、複数登録して「自身に合う」転職エージェントをみつけて転職活動を成功させてください。
▼転職エージェント選びに悩む人は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
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登録・利用はすべて無料なので、どの転職エージェントもおすすめですよ!
▼給与交渉についてはこちらの記事をご参考に。
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