- 転職で給料・年収をあげたい
- やりたいこと・入りたい企業があるけど、最低限の給料は確保したい
- 転職で給与交渉可能なのか?
転職をする際、給料・年収はどうでもいいって人は少ないですよね。
できれば現職よりも年収をあげたいと思いながら、転職活動をされているかと思います。
本記事では筆者の先輩の実例や、筆者が失敗した給与交渉の実例を紹介します。
以下のような人にとって参考になると思いますので、当てはまる人はぜひ読んでみてください。
- 転職活動で内定をもらった(内定通知書で給与も記載あり)
- これから転職活動を始める人で、給料をあげたい人
- 現在転職活動中で、給料をあげたいと思っている
転職で年収交渉は可能か?
転職活動する上で気になる点だと思いますが、結論「給与交渉は可能!」です。
実際、筆者の会社の優秀な先輩は10社ほど内定をえて、内定先の給与水準をベースに年収交渉を行ったようです。
結果的に現職の年収「+100万円以上」を実現し、会社を去っていきました。
その人は31歳から管理職をつとめるなど、社内でも評価の高い人ではありましたが。
転職での給与交渉・年収交渉のタイミング
では、どのタイミングで給与交渉をするのがベストなのか説明していきたいと思います。
転職エージェントやネット上で、主に以下2つのタイミングで給与交渉をすべきとあります。
- 転職面接中に希望年収を伝えるタイミング
- 最終面接を通過し、内定通知書をもらった後
これについては、いろいろな意見があり何が正しいか判断が難しいですよね。
それぞれ見ていきましょう。
転職面接で希望年収を伝え交渉
転職面接でよく聞かれる質問として
- 現職の年収はいくらでしょうか。
- 採用された場合、希望年収はいくらでしょうか。
面接中に面接官(特に人事部門)から質問を受けることがあると思います。
その中で、ご自身の希望年収をはっきり伝え交渉する方法。
面接のなかでお金の話をするのは、日本人としては気が引ける人も多いかと思います。
▼転職面接で希望年収の伝え方は以下記事にあります。
内定後に給与交渉する
こちらは無事最終面接を通過し、内定後に内定通知書をもらってから交渉するものです。
企業側が内定を出し、今度は求職者が選ぶ側にたつことになります。
そのため立場的には、企業側より上にいるような形なので、強気に給与交渉される方も多数いるようです。
転職における年収交渉のおすすめタイミング
ではどのタイミングで給与交渉するのがベストでしょうか。
筆者の考えを紹介していきますね。
給与交渉するタイミング
それは
「企業へ応募するタイミング」です。
転職エージェント経由で転職活動をされている方はご存じかと思いますが、エージェントに応募を依頼する際、希望年収・最低希望年収を伝えることが多いですよね。
その際、実際に希望している年収より低く伝えるのではなく、あらかじめ多少多めに伝えることをオススメします。
特に給与アップを目的に転職活動をしている方は、ここで変に低めの希望年収を伝えてしまうと内定をもらっても辞退することになるかもです。
希望企業への応募タイミングが給与交渉に重要な理由
これは筆者の体験談からお伝えすると以下理由です。
- 企業側は希望年収(最低)をベースに採用可否を判断する可能性あり
- 選考が進むほど企業側が想定している年収を変更するのが難しい
- 内定通知書をもらった後では、給与条件の変更が難しい会社が多い
それぞれ見ていきますね。
希望年収(最低)をベースに採用検討
企業側は良い人材を安く採用できればハッピーですよね。
なので、選考前の応募時点での希望年収をもとに、今回の募集している年収レンジ内か判断します。
明らかに希望年収が、想定範囲から超えている方は書類選考の時点ではじかれる可能性大です。
応募の時点で、希望年収を出せないから落としてくれた方が、あとあと内定辞退にならずに済むので筆者的には高めに伝えることをおすすめします。
選考途中で企業側の想定年収を変更するのは難しい
企業側は応募時点で、自社の社員と比較してどの程度の給与が妥当かある程度決められるようです。
選考が進んだあとに、よっぽど優秀であれば年収を上げてでも採用したいと思うかもですが、書類選考時点である程度の提示金額は決まってくると思われます。
なので、応募時点で伝える希望年収は非常に大事になってきますよね。
転職内定後の給与交渉は難しい
無事に最終面接を通過し、内定通知書の給与をみて「想定していた金額より低い」と思っても、後の祭りとなることが多いです。
理由としては、内定通知書を出す時点ですでに内部稟議をとおした後のためです。
既に役員や部長クラスの承認をえて、オファーを出しているので、その条件を覆すにはそれなりの力が必要です。
実際、筆者も転職エージェントから難しいと言われながら、給与交渉をお願いしましたが、失敗に終わりました。
特に大手日系企業は、稟議通過後の内定通知書(オファー)内容をかえるのは難しそうです。
筆者が失敗した転職年収交渉
筆者はプライム市場の大手メーカーから内定をえましたが、給与交渉を失敗し、最終的には内定辞退をする羽目になりました。
失敗の大きな理由は
- 希望年収(最低)を低く設定していた
- 転職エージェントに給与条件も重要なことを十分理解させてなかった
まず転職面接中に、面接官から給料関係の質問は一次~最終面接までありませんでした。
そのため内定がでたら転職エージェントに任せようと思ってましたが、実際は転職エージェントが応募時点で希望年収を最低値で伝えていたようです。
なので、内定通知書をもらったあと交渉を依頼しましたが、結果は条件変更不可。
非常に残念でしたが、内定を辞退することになりました。
転職エージェントを使っている方は、転職エージェントが企業へ提出する推薦状の内容もちゃんと見せてもらうのもいいかと思います。
▼筆者の年収交渉失敗の実例を以下記事で紹介してます。失敗したくない人はこちらも。
転職で年収交渉は可能!おすすめの方法
上記で書いたように転職で給与交渉は可能です。
但し、方法やタイミングを間違うと不採用につながることもあるので注意が必要。
給与交渉でおすすめの方法は
- 面接内で自身の経歴や他社内定企業からのオファー内容をベースに交渉
- 転職エージェントを使って、応募から内定後まで給与交渉
のどちらかを取るのがおすすめ。
自分に自身のある方は、面接内でガンガンやりあえばいいでしょう。
でも、給与の話は自分では難しいと思う方は、ぜひ転職エージェントを使いましょう。
転職エージェントは給与交渉も仕事の一つなので、応募者の希望にもできる限り対応してくれます。
当然、転職エージェントによってレベル差はあるので、信頼できるエージェントを使った方がいいですよ。
筆者が今おすすめするのは「JACリクルートメント」。
ハイクラス求人を豊富に扱っており、担当者の業界知識・企業に関する知識も豊富。
もちろん年収交渉もお任せできます。
年収交渉は応募時点からがおすすめ!
内定後は条件変更が難しいとこが多いですよ!
▼筆者の転職活動記録はこちらです。
コメント