ネットやSNSで以下のような記事やコメントを見ました。
転職時に年収アップさせたいなら、プロである転職エージェントに任せておけばOK
昨年末に大手メーカーから内定を得ましたが、結局条件が合わず内定辞退した筆者。
その時の給与・年収交渉した経験から、上記SNSなどのコメントが気になりました。
本記事では筆者が、実際に年収交渉をした内容をもとに感じたことを書いてます。
- 転職の目的で年収アップの人
- 転職エージェントとの調整に悩んでいる人
のお役に立てると幸いです。
▼筆者の参考情報は以下記事にあります。
転職エージェントから無料サポートを受けれる理由
そもそも転職エージェントって無料なのに、なんで求職者のサポートをしてくれるのか?と疑問を持っているかもしれませんね。
転職エージェントは企業側に、求職者を紹介し採用してもらうことで紹介料・成功報酬をもらう仕組みになっています。
よく言われる人材業界での内定後の取り分は「オファー年収×30%程度」とのこと。
なので、転職エージェントの担当者はできる限り高い年収で企業側に売込みたいというモチベーションになります。
まずこの点を理解しておいて損はないでしょう。
求職者と転職エージェントは手を組んで高年収を目指すという共通目的をもって、転職活動ができます。
年収交渉で転職エージェントを信じすぎるのは危険
では前項のように転職エージェントは、求職者の年収額によって成果が変動するにもかかわらず転職エージェントを信用し過ぎるとなぜ危険なのか説明します。
筆者が思う点として
- 年収が低くても、内定させることを最優先に企業側と調整される可能性あり
- 転職エージェントや担当者によって年収交渉力がない
それぞれ見ていきますね。
内定させることを最優先に企業側と調整させる
ここでは実際に筆者がされた事例を紹介しますね。(金額は例です)
- 応募時点での希望年収:720万円
- 応募時点での最低年収:670万円
- 転職エージェントが企業へ伝えた希望年収:670万円
転職エージェントが応募先企業は、筆者の希望年収が「670万円」。最低希望はさらに下で伝えてました。
転職エージェントからすれば、確実に内定がでる方法をとったのでしょうね。
筆者はそれも知らず、また転職面接でも一度も給与条件について聞かれず。
筆者から企業側へ年収について話すタイミングをつくれてませんでした。
(どこかでこちらから伝えるべきだったかもですが)
結局、応募先から内定をもらい、オファーレターも受けましたが、想定年収が筆者の最低希望を下回る金額。
転職エージェントに交渉を依頼するも、当然企業側は当初の話と違うからと受けず。
結果的に内定辞退となりました。
転職エージェントや担当者によって年収交渉力が低い
今回の件と別の件で思ったのは、やはり転職エージェントや担当者によって能力差が激しい業界だと感じました。
給与交渉をお願いしても
- 「この企業さんは年収交渉に応じないので、やるだけ無駄です」
- 「優良企業で年収も今後の頑張りで上がるので内定受けましょう」
- 「年齢的にこの提示額は、十分評価されてますよ」
と、適当に条件に妥協させて自身の成果を優先するような担当者。
将来的な給料アップなど、入ってみないと分からないことも多々あるので入社時点の給料は妥協できずでした。
いかに良い転職エージェントと出会うか、運試しでありますが能力の低い担当者にあたらないよう転職エージェント選びは慎重に。
今でしたら、筆者のおすすめは「JACリクルートメント」。
Youtubeの広告でもおなじみ、ハイクラス転職に強みをもち、担当者レベルも高い転職エージェントです。
登録まだの方はぜひ一度試してください。
転職活動での年収交渉を成功させる方法
本記事では転職エージェントに給与交渉を任せきるのは危険と書きましたが、転職エージェントにある程度任せるのは賛成です。
「任せとけばやってくれるだろう」と筆者のように考え丸投げは危険ということです。
一番いいのは変な交渉などせず、ご自身の魅力を伝え・理解してもらい、企業側から希望年収以上のオファーをもらえることですよね。
そのためには
- 自己分析・職務経歴の作りこみ
- 応募先企業や業界などの研究
- 面接対策
などに時間と労力をかけるのも、より実現性が高いとも思います。
ただ転職活動中で何とか年収アップを実現したいと思う方も多いですよね。
そんな方は希望年収を実現する方法について、以下記事に書いてますので、こちらも合わせて読んでみてください。
一緒に年収アップを実現させましょう!
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