【絶望】ブラック企業勤務の体験談を実例エピソードで紹介!

ブラック企業

ブラック企業は世間からたたかれる昨今。

それでもブラック企業はなくならないのは、なぜでしょうか。

本記事では、筆者が勤務している会社で起きたブラックな体験談を、実例エピソードで紹介します。

この記事は、以下の人に向けた記事になってます。

  • ブラック企業とはどんな会社か知りたい人
  • ブラック企業勤務から脱出したい、辞めたい人
  • ただなんとなくブラック企業について情報収集している人

もちろん上記以外の人も、興味本位で読みすすめていただけると幸いです。

 

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ブラック企業へ就職した経緯

筆者が勤務している企業は、そこそこ名前の知られている会社です。

新卒から勤務しており、当時は特に働く会社・業務に強い関心もなく、ただ知名度で就職活動をしてました。

結果、今の会社に入社することになりましたが、まさかあの会社がこんなのとは知る由もなく…。

簡単に紹介すると

  • 勤務先:某財閥系メーカー(上場企業)
  • 従業員:500~1,000名
  • 勤務地:中規模都市
  • 職種 :管理系部門
  • その他:文系卒の30代

 

ブラック企業での体験談を実例エピソードで紹介

それでは本題のブラック企業で体験したエピソードを、それぞれ実例をあげて紹介します。

 

①:当時の労働時間は「早朝~深夜」まで

これは新卒3年目のこと。

突然の前任者退職により、筆者に大量の業務がふられることに。

業務の引継ぎなし」「マニュアルなし」「他に業務を知る人なしの3拍子。

まさに打つ手なし。自分でシステム部門や他部門の担当者へ確認しながら、業務を行う日々がつづきました。

そのときのスケジュールは以下となります。

平日のスケジュール
  • 6:00
    起床
  • 6:30
    出勤
  • 7:00
    出社
  • 1:00
    勤務終了+徒歩で帰宅
  • 2:00
    帰宅
  • 3:00
    風呂・就寝

平日は毎日こんな感じです。

深夜帯になるとタクシーがおらず、1時間ほどかけて徒歩で帰宅してました。

また朝・昼食はたべれなかったので、帰宅途中にはじめてその日食事をとる日々。

ちなみに土日も毎週どちらかは必ず出勤してました。
両方出勤もあったので、1ヶ月ほど休みなく働いてましたよ。

 

②:サービス残業の日々

筆者の会社は当時、残業申請が必須でした。(今はパソコン稼働時間で残業代を支給に)

ただ業務を引き継いだ際は、以下の理由で残業申請は却下されました。

  • 前任者は対象業務で残業してなかった
  • 筆者の能力・効率性の問題
  • そもそも暗黙の了解で、残業申請することがNGとされていた

なので、朝7:00~夜中1:00まで働いても、勤怠システム上の残業時間「0」

休日出勤しても、筆者の業務遂行が遅いだけ!と休日出勤として正式に認められず。

残業代や休日出勤手当も当然支給されず。

平日は昼休憩を取る余裕もなかったので、実質18時間勤務/日でも毎月の手取り給料は「16万円」程度でした。

 

③:上司や同僚・職場環境について

どこの会社も同じでしょうが、筆者の会社では「声のでかい」「高圧的・威圧的」「攻撃的」な人が、管理職登用されることが多い職場でした。

今のご時世、なかなか見られないと思いますが、10年ほど前の2010年代は職場内で「手をあげる」や「過度な説教」が繰り広げられていたのです。

筆者も例にもれず、業務遂行や業務ミスを繰りかえし皆の前で罵倒される日々。

なかなかの苦痛でしたね。

▼「ブラック企業あるある」「海外駐在」に関する記事は、以下をご参考に。

≫【必見】ブラック企業あるある!特徴や見分け方を解説

≫【実録】ブラック企業における海外駐在員の実態を暴露

 

ブラック企業での過酷な残業でおきた身体の異変

これまでの人生で、これほど苦痛を感じたことのない状態を経て、筆者の身体にも徐々に異変がではじめました。

 

①:食への興味が薄れ体重が激減

仕事のことを考えると、ストレスを感じるようになり、つられて食欲が薄れていきました。

朝と昼は食べる気力もなく、深夜に少し軽いものを口に入れるだけの生活が数ヶ月続きました。

まず最初の一ヶ月で11㎏落ち、その2か月後にさらに2㎏減。

当初:66㎏

1ヶ月後:55㎏

3ヶ月後:53㎏

3ヶ月で体重が「-13㎏」となり、ガリガリになっていったので、会社の同僚からも心配される状態に。

それでも上司は業務負荷の見直しもせず、そのままの状態が続きました。

 

②:睡眠不足による注意力や気力の低下

毎日の睡眠が3時間程度になってしまい、慢性的な睡眠不足の状態に。

簡単な入力ミスや人との会話中にぼーっとすることが多く、ますます仕事の効率が低下。

休日に出社しない日でも、何もやる気が起きず。

一度ストレス発散のため、何も考えず数十万円の高級家具を買ってしまう羽目に。

睡眠がいかに大事か、あらためて考えさせられる期間となりました。

 

ブラック企業を辞められなかった理由3つ

だらだらとブラック企業での勤務を紹介してきましたが、当時なぜ辞められなかったのか理由を3つ紹介します。

 

理由①:周りからの洗脳や激務で思考停止

上司や同僚で自分より経験ある人の考え・言うことが正しいと思っていた。

毎日繰りかえされる叱責や注意などを受けてると、自分が間違っているんだと洗脳されていく感じです。

また日々の業務に追われるなかで、職場自体がおかしいと考えれないなど思考停止してました。

会社・上司・同僚に洗脳されないよう、会社以外の人との交流の場を定期的に設けることが大事ですよ。

 

理由②:転職=負けの考え

今は大転職時代といわれるほど、転職に対するハードルが下がっている状況ですよね。

でも10年ほど前は、「転職=負け」という考えが筆者にあり、転職への一歩を踏み出せませんでした。

 

理由③:そこそこ知名度がある会社

最後は勤務していた会社が、そこそこ知名度があったため辞める勇気がなかった。

世間体や親のことを考えると、辞めるのももったいないとの考えがあり、踏ん切りをつけれずズルズルと過酷な環境で働き続けることに。

今考えると、いろいろなことを無駄にしたと思いますね。

 

当時のブラックな勤務状況を脱出した方法

今であれば転職エージェントに登録して、ブラック企業からの脱出を考えるけど当時は自力で乗り切りました。

 

①:業務レベル・スキルを上げる

とにかく毎日やることが溜まっていったので、とにかく100%の出来でなくても60~70%くらいできればどんどん進めることにしました。

結果的に業務スピードが格段とあがり、業務量をこなすことで業務スキルも向上。

従来担当していた業務+追加でかされた業務を、従来と同じくらいの時間で終わらせることになり、会社内での評価もアップ。

当時のことを思い出すと、会社や上司への腹ただしい思いがよみがえるけど、今となっては他社でも通用するスキルが身についてよかったなと思ってます。

 

②:同じような勤務状況の先輩と仲良くなった

毎日同じくらいの時間までサービス残業。

土日も毎週のように一緒に出勤していくうちに、一人の先輩と異常に打ち解けることができました。

同じ苦しみを味わっており、感情を共有できる人がいると非常に心強いものです。

 

当時の自分に伝えたいこと【行動を起こせ!】

ブラック企業に勤務している当時の自分に伝えたいこと、それは

とにかく「行動を起こせ」!

これに尽きます。

嫌であれば辞めればいいし、転職すればいい。

特に若いうちは、いろいろと可能性があるので多少のリスクを取るべき。

30代になると、いろいろな制限が出てきたりと自由に動けなくなることが多いです。

何かやりたいと思った時が、動き時だと思うので悩んだら即行動をおすすめします。

 

▼30代となった今更ですが転職活動中。転職活動の実体験を発信中してます。

 

 

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