京都府京都市に本社を構える「日本電産株式会社」。
永守重信氏(現会長)がワンマンで引っ張る、世界トップクラスの総合モーターメーカー。
メーカーへの転職活動をゆるりと進めており、筆者の転職活動内容を本記事にまとめますので、これから転職先として日本電産を受けられる方の参考になれば幸いです。
筆者の紹介
- 年齢:30代半ば
- 所属:製造メーカー勤務
- 部署:事務系部門
- 役職:主任
- 転職歴:なし
一般的な会社でほどほどに昇進した状況で転職活動をなんとなく実施。
日本電産について
現会長の永守重信氏が設立した日本が誇る製造メーカーの1社。
モータ事業を中心に、生活や社会を支える製品を生産している企業です。
基本情報
- 設立:1973年7月23日
- 資本金:877億84百万円
- 従業員:連結:114,371名 ※2022年3月31日現在
- 本社所在地:京都府京都市南区久世殿城町338番地
- 上場:東証プライム市場
主な事業内容
- 精密小型モータ
- 車載及び家電・商業・産業用モータ
- 機器装置
- 電子・光学部品
- その他
上記の開発・製造・販売を日本電産グループで行っております。
企業理念
Nidecは、モータを始めとする製品の、一層の効率化追求により地球環境保全のために不可欠なソリューションを提供するとともに、人々のより良い生活の実現に貢献いたします。
企業理念の価値観として掲げている「三大精神」には
- 情熱、熱意、執念
- 知的ハードワーキング
- すぐやる、必ずやる、出来るまでやる
日本電産の想定年収・給料
日本電産の求人募集はリクルートエージェントやパソナキャリア等、多数の転職エージェントで見つけられます。
日本電産の募集求人における年収は以下レンジです。(筆者調べのため例外あり)
- 一般社員(G2/G3):396万円~514万円
- 一般社員(G4) :665万円~676万円
- 一般社員(G5) :776万円~789万円
- 管理職(グループリーダー):1,035万円
※G4:リーダー、G5:チームリーダー
日本トップクラスのメーカーでも給料は低めですね。
日本電産の転職選考フロー
ここでは日本電産の選考フローについて紹介します。
業種によって異なるかもですが、事務系部門の求人募集での内容となります。
- 書類選考
- Web適正検査
- 1次面接(オンライン)
- 最終面接(オンライン)
Web適正検査は、性格確認の内容を45分以内で実施するものです。
筆者の日本電産への応募は、「業界最大級の非公開求人数」を誇るリクルートエージェント経由でした。
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日本電産/書類選考
ここから筆者の選考時の経験を紹介していきます。
書類選考は選考申し込みから約1週間後に合否結果の連絡を受けました。
合否結果の早さ連絡は一般的でした。
日本電産/1次面接
コロナウイルスの影響でオンライン面接へ切り替えている模様。
ただ、面接ツールが「GoogleMeet」と使用したことの無いものだったので、少しやりづらかったですね。
面接官は
- 人事担当者 1名
- 求人元部門 部門長1名、グループリーダー2名 (計4名)
- 面接時間 40分ほど
求人元部門からの質問がほとんどです。
人事担当者は、どこの企業も決まった質問しかないですね。
質問の流れは以下の通りです。
- 自己紹介
- 転職理由
- 同社を志望理由
- 応募職種に対する考え
- 現職での実績、同社へ入社後に貢献できることは何か
- 英語力はどうか、会議など問題ないか
- 中国語を使用する部門であるが、中国語はどの程度使用できるか
- ストレス耐性はあるか
- 強み、また弱みは何か
- 他社の選考状況、同社の志望度
- 逆質問
基本的な内容の質問がほとんどです。
海外とのかかわりの多い部署でしたので、語学力は重視されているようでした。
あとは現職での業務内容や実績について、深堀りされてくるので、丁寧にこたえていきました。
合否結果の連絡は、面接3日後にきました。
異業種+現職と同じ職種での応募だったのですが、現職の経験をかわれて合格でした。
※オンライン面接が初めての方で、面接時の服装が気になる方。
他企業での面接時、どんな質問を受けているのか気になる方は以下記事もご参考に。
>【面接対策】転職面接でよくある質問内容(2022年8月末時点)
日本電産/選考辞退
1次面接を通過後、さらに企業分析を進めていく中で、また1次面接時の面接官から感じた雰囲気から筆者とは合わない企業だなと判断。
エージェントからは、辞退せず続けるよう説得を受けましたが、自分の考えを信じて日本電産の選考を辞退。
担当いただいた面接官やエージェントには申し訳ないことをしたが、仮に転職に成功しても良かったと思える状況を想像できなかったので判断は間違ってないと思ってます。
日本電産の転職選考を受けて
書類選考から面接日程の調整まですべてスムーズに流れました。
面接時間も12時~のお昼休憩時間や18時以降など、フレキシブルに候補日程を提示いただけました。(その時間に面接OKなんだ・・・と思いましたが)
また1次面接後の合否結果の連絡も早くよかった。
ただ同社に対する情報収集を進めるなかで、幸せに働いているイメージがもてなかったのが決定打になりました。
特に面接官をされていた方をみても、ここで働きたいとは到底思えなかった。
企業理念の価値観にある三大精神の1つ「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」って、悪くとらえると敬遠したくなりました。
転職活動を進めていくうえで、気になる点・不安な点がある場合は、一旦冷静に考えてみるのが大事ですよ。
もっと広く情報収集したい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
▼30代サラリーマンのその他転職活動記録を知りたい人はこちらも読んでみてね。
あわせて読みたい≫筆者30代の転職活動記録
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