30代で転職活動を始めたばかりの方や選考に通過しない方、転職希望先への「志望動機」の考え方で悩みますよね。
「今の会社がブラック企業だから」や「年収が高いから」など、本音をそのまま伝えても面接官への印象は悪くなってしまいますし・・・。
筆者も転職選考が進むたびに、面接当日まで志望動機をどうしようかと頭を悩ませたひとりです。
本記事ではプライム市場上場2社から内定を得た経験をもとに、以下の紹介をします。
志望動機の作成が苦手という方は、ぜひ参考にしてみてください。
▼筆者の転職活動記録に、どういった企業を受けたか書いてますのでご参考に。
30代の志望動機を考える3つのポイント
では早速、30代転職の志望動機を考えるポイント3つを紹介します。
- 会社概要・求人募集内容を理解する
- 自身のスキル・経験が募集内容(業界・職種など)にマッチしているか
- 社風や理念・方向性・将来性などの観点で今後のキャリアパスと重なるか
これらは単独で考えるのではなく、3つをうまく組み合わせて志望動機を作成すると、より採用担当者にささる内容に仕上がるかと思います。
それぞれ具体的にみていきますね。
志望動機ポイント①:会社概要・求人募集内容を理解する
まずは「企業を知る」ことが重要と考えてます。
面接に来られた人が、自社のことを何も知らずに来るのと、かなり詳細まで理解してこられるのでは印象は大きく変わりますよね。
なので、まずはその企業について徹底的に調査しましょう。
- 企業HP
- 決算書、有価証券報告書
- SNS
- 求人情報
企業情報を調査するのは当然として、エージェントなどが作成している「求人情報」を読み込むのも非常に重要です。
この求人情報に、「必要スキル・経験」「人柄」「募集背景」などが書かれています。
この求人情報を理解せずに、志望動機を考えようとすると面接通過率は下がると考えてます。
志望動機ポイント②:自身のスキル・経験が募集内容にマッチしているか
次にご自身のスキル・経験が、ポイント①で紹介した「募集内容」にマッチしているかを確認しましょう。
いくら現職でとんでもない経験・スキルがあっても、応募先の募集内容と異なっていれば採用の確率は下がりますよね。
例えば募集条件に「ビジネスレベルの英語力」が求められていたとして、「中国語がネイティブレベル、英語は話せません」では、募集内容さえ見てないと判断されます。
求人票にある「この点が自身の経験・スキルにマッチしており、〇〇に貢献できる」と説明できるように考えてみましょう。
志望動機③:今後のキャリアパスと重なるか
ここでもポイント①で紹介した「企業を知る」をもとに、自身が考えるキャリアパスを応募先企業でい実現できるかを語れるか重要になります。
「転職で何を実現したいのか」「何に貢献していきたいのか」、これらを自身の考えを明確に伝えられると強い志望動機になってきます。
例えば
- 応募先企業が作る製品・サービス
- 海外志向の強い方は、企業の海外進出に対する積極性や依存度
に対して、自身がやりたいことができ・会社に貢献できるかの視点で志望動機を考えてみてください。
繰り返しになりますが、上記①~③は単独だと弱い志望動機になるので、できれば3つを組み合わせた志望動機を作成してみてね。
30代転職活動での志望動機の例文
ではここでは筆者が実際に考えた志望動機を、修正を加えた志望動機の例文を紹介します。
この通り伝えたわけではないですが、大枠だけでも伝えられればと思います。
御社を志望する理由は2つございます。
一つは「現職の〇〇の経験が御社の△△に貢献できると考えたからです」。○○には入社以来10年携わっており、〇〇~□□まで担当してきました。御社決算資料を拝見し、今後この分野への投資を積極的に進められ、海外への投資も積極的な点から現職での~~の経験を活かせると考えた。
二つ目は「御社のかかげる〇〇という理念が、私が仕事を行う上で重要と考えている点であったためです」。御社の~~という点が、私の「」「」にマッチしており、同じような考え・視点をもつ御社で、~~の分野で貢献したいとの思いから御社を志望します。
筆者は会社理念を推すのはあまり好きではないのですが、事前に転職エージェントから「〇〇社は理念を重視する」という情報を得て、志望動機を考えました。
会社理念を入れない場合は、「業界」×「職種」×「自身とのマッチ」を組み合わせて志望動機をつくってました。
業界は現職と同業界の場合は考えやすいですが、異業界の場合は
- なぜその業界に興味を持ったのか理由を紹介
- 現職の業界との親和性についての紹介
することで面接も通過していました。
30代の転職で「落とされやすい」志望動機例
ここでは中途採用で落とされやすい30代の志望理由を紹介します。
当てはまってたら見直しをおすすめします。
一つずつ見ていきます。
落ちる志望動機①:会社理念に共感した
先ほどの筆者の志望動機例文にも出てきましたが、「会社理念に共感した」だけをアピールするのは止めた方がいいです。
会社理念への共感は、誰でもが言える内容なのでね。
会社理念を入れたい場合は、自身のオリジナリティを出せるよう、少しひねって伝えるのがおすすめです。
落ちる志望動機②:スキルアップしたい
2つ目は「スキルアップしたい」です。
30代での転職となると、即戦力を求められることが多いです。
中堅社員としての貢献や管理職としてのマネジメントへの期待。
それに対して、スキルアップしたいと自分都合の理由を伝えるのと印象が悪くなるのでご注意を。
落ちる志望動機③:年収アップが見込める
3つ目は「年収アップが見込める」です。
当然だれもが高い年収の方がいいですけど、正直に本音を伝えてしまうと日系企業は良い反応をしません。
転職の目的が年収アップが重要でも、そこはバカ正直に伝えず、志望動機を考えましょう。
(年収アップすれば何でもいい人、外資系企業への転職を目指している方は伝えて良いかもですが)
落ちる志望動機④:想定残業時間が少ない
4つ目は「想定残業時間が少ない」です。
これも本音はそうであっても、そのまま答えるのは避けましょう。
残業時間が少なそうと伝えると、やる気のない人・忙しくて残業が必要なときでも残業してくれない人かもと印象が悪くなる可能性があります。
落ちる志望動機⑤:ワークライフバランスが取れる
さいご5つ目は「ワークライフバランスが取れる」です。
最近は「テレワーク可」「フレックス制度」を設けている会社が多いですよね。
筆者も非常に重要視しており、毎回エージェントにはこの条件は必須と伝えてました。
でも、面接でこの点を重視していることは、あえて伝えませんでした。
内定がでた後に採用担当者に、具体的な利用状況を確認する程度にすませました。
志望動機を作成したら添削してもらおう
今回は筆者が実践した志望動機を考えるポイントを紹介してきました。
ポイントは
いかに自分では完璧と思っても、論理的でなかったりすることが往々にしてあります。
そんなときは無料で利用できる転職エージェントに添削してもらうことがおすすめです。
どの転職エージェントがいいか悩んだら取りあえずこの3社を登録でOK。
エージェント名 | 特徴 |
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リクルートエージェント | 求人数最多!初心者は登録必須! |
パソナキャリア | 転職サポートが厚い! |
JACリクルートメント | 年収アップならココ! |
筆者は2022年10月~12月は「パソナキャリア」をメインで転職活動を実施。
2ヶ月でプライム市場上場「2社」から内定ゲット。
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▼パソナキャリアを使った体験談はこちらに書いてますので、利用したことがない方は是非読んでください。
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