転職活動を始めようと、転職エージェントに登録したものの
- 転職エージェントがむかつく
- 転職エージェントの対応が悪い
などさまざまな理由で転職活動をスムーズに進められない人が多いようです。
実際に筆者も多くの転職エージェントを活用する中で「転職エージェントが腹立つ」「転職エージェントがうざい」と感じるケースがありました。
本記事では以下の内容を紹介しています。
- 転職エージェントがむかつく・うざい理由
- 転職エージェントがむかつく・うざいときの対処法
上記のような悩みをお持ちの人は、ぜひ読みすすめてください。
むかつく・うざい転職エージェントの特徴7つ
転職エージェントに登録している人はわかると思いますが、転職エージェントの担当者や会社の質は残念ながらピンキリです。
その中で特にむかつく・うざい転職エージェントには以下のような特徴があります。
- レスポンスが遅い
- 希望を無視し、的外れな求人ばかり紹介してくる
- 転職エージェント側の都合で特定求人をゴリ押ししてくる
- 電話やメールがしつこい
- 業界や職種の知識が乏しいのに上から目線
- 転職をせかしてくる、多数の求人への同時応募をやたらと勧めてくる
- 選考辞退、内定辞退に過剰反応される
それぞれ具体的にみていきますね。
むかつく特徴①:レスポンスが遅い
1つ目のむかつく特徴は「レスポンスが遅い」ことです。
例えば「検討中の求人に関する質問をしたのに返信がない」「連絡が欲しいと言われ、連絡をしたのに返事がない」などがあげられます。
催促をしてようやく、返信がくるケースもよくみられます。
特に応募を考えている求人に関する質問後、返信がいつまでもないと不安ですし、選考が終わってしまう可能性もあるので堪りませんよね。
むかつく特徴②:的外れな求人ばかり紹介
2つ目のむかつく特徴は「的外れな求人ばかり紹介される」です。
転職エージェントに登録時に、必ず希望条件を聞かれるはずです。そのうえで、求人紹介すると言っていたのに全く希望に沿わない求人ばかり紹介されることが多々あります。
例えば
- 希望の職種と異なる
- 希望の業界と異なる
- 希望の勤務地と異なる(引っ越しが必要な場所ふくめ)
- 希望年収から数10%以上ダウン
- そもそも現職の企業を紹介
最後のは極端な例ですが、担当者によっては数うちゃ当たるだろうの戦法で、手当たり次第に求人紹介してくることがあります。
むかつく特徴③:特定求人をゴリ押ししてくる
3つ目のむかつく特徴は「特定求人をゴリ押ししてくる」です。
企業側と裏で何かむすんでるのか知らんが、応募しないと言ってるにも関わらず、何度も応募を進めてくることがあります。
「あなたにピッタリな求人なので」「この企業、働き方や給料など良くておすすめです」など、あれこれ理由をつけて押し付けてきます。
一度断った時点で可能性はないのですが、何度もくると転職エージェントを切りたくなりますよね。
むかつく特徴④:電話やメールがしつこい
4つ目の理由は「電話やメールがしつこい」です。
求職者側の勤務中であってもお構いなしに、出るまで電話をかけ続けてくることがあります。
企業側から回答を急かされているケースもあるようですが、できない担当者ほど自分都合で連絡をよこしてくる印象。
但し、求職者側も普段のやり取りから、レスポンスを早くすることを心掛けておけば催促されることが少なくなる可能性もあります。
むかつく特徴⑤:業界や職種の知識が乏しいのに上から目線
5つ目のむかつく特徴は「業界や職種の知識が乏しいのに上から目線」です。
転職エージェントの担当者の中には、前職で特定業界・職種を経験された人もいますが、まったく未経験の業界・職種の求人担当をするケースも多々あります。
新卒で転職エージェントに入社している担当者は、実際に現場を体験したことがないけど、求人紹介をしてきます。
にも関わらず、大した経験・知識もないのに転職市場の知識があるというだけで、上から目線でアドバイスしてくる担当者はうざいです。
「そんな希望条件じゃ、受けるとこないですよ」「自分なら絶対その判断はしません」など、平気で言ってくる担当者がいます。
そんな転職エージェントとは、すぐ関係を断つようにしております。
むかつく特徴⑥:転職をせかしてくる
6つ目のむかつく特徴は「転職をせかしてくる」です。
あとでも説明しますが、転職エージェントが求職者に対して無料で転職支援する理由は、求職者が内定・入社することで企業側から報酬を得られる仕組みだからです。
担当者としては、求職者に早く内定をえて転職してほしいと考えます。
その結果、上記むかつく特徴のような対応を取られるのです。
むかつく特徴⑦:選考辞退、内定辞退に過剰に反応
最後に7つ目のむかつく特徴は「選考辞退・内定辞退に過剰反応」です。
求人へ応募し、選考を進めていく中で選考辞退や、内定がでた後に内定辞退をするケースがありますよね。
そのときの対応で良い転職エージェントか、ダメな転職エージェントかわかります。
求職者のことを考えれば、求職者の考えを尊重し受け入れれば良いと思います。
一方、転職エージェント都合しか考えない場合は、何とか辞退を思いとどませようと交渉してきます。
むかつく・うざい転職エージェントがいる理由
現在転職活動をしている人で、むかつく・うざい転職エージェントに苦労している人も多いかと思います。
では、なぜむかつく・うざい転職エージェントがいるのか、その理由を説明していきますね。
理由①:企業から成功報酬をもらうビジネスモデル
先ほど簡単に紹介しましたが、転職エージェントは求職者の転職を成功させることで、企業側から成功報酬(紹介料)をもらう仕組みになっています。
成功報酬は企業からのオファー年収に対して、30%前後と言われています。
(年収700万円なら、210万円ほどの報酬です)
【転職の流れ】
- 企業:求人を出す
- エージェント:求人を求職者へ紹介
- 求職者:応募し選考を進める
【報酬の流れ】
- 企業→求職者:内定
- 求職者→企業:内定承諾
- 求職者が企業に入社・一定期間の勤務
- 企業→転職エージェント:成功報酬を支払い
なので、転職エージェントの担当者は、あの手この手を使って求職者に転職してもらおうとするのです。
結果的に求職者からすると「むかつく」「うざい」と感じる対応をされるんですね。
理由②:ノルマが課せられている可能性あり
転職エージェントの担当者には、ノルマを課されている可能性があります。
他の営業職と同じように、内定・入社実績によって自分の評価や給料に影響するため、手当たり次第に求人紹介や転職活動を急かすような対応に繋がってしまうんですよね。
その結果、求職者側は「むかつくわー」と感じてしまうことになりがちです。
理由③:一人で複数の求職者を担当している
転職エージェントの担当者は、ひとりで複数の求職者を担当することになります。
その中で当然、優先順位をつけて対応されることになるでしょう。
転職エージェントもサービスでやっている訳ではないので、より内定を得られそうな優秀な求職者のサポートに注力しますよね。
転職の見込みがない人には、雑な対応になってしまうことがあるので認識しておきましょう。
むかつく・うざい転職エージェントへの対処法
腹立つ転職エージェントへの対処方法に悩む求職者も多いと思いますが、納得のいく転職活動には転職エージェントのサポートが必要との考えです。
うまく転職エージェントを活用することを前提に、転職活動を進めていきましょう。
ここでは具体的な対処方法を3つ紹介しますね。
転職エージェントへの対処法①:担当アドバイザーと情報共有を深める
転職エージェントの担当者とうまくいかない理由として、まず「求職者自身のことを、担当者が把握できてない」ことがあります。
転職エージェントとの初回面談時に、さまざまな質問を受け答えしますが、一度で担当者も求職者のことを理解できなくても仕方がありません。
そんなときは、あらためてお互い時間をとって双方のに新規合わせの時間をつくることがおすすめ。
その結果、よりよい対応・求人紹介につながることもありますよ。
転職エージェントへの対処法②:担当アドバイザーを変更してもらう
次に「転職エージェントの担当アドバイザーを変更してもらう」です。
転職エージェントには複数のアドバイザーがいるので、他の人にかわると選考がスルスル進むこともあります。
結局は担当者との「相性」の部分が大きいので、転職エージェントを変えたくない場合は担当者を変えてもらうことがおすすめ。
担当者変更は、転職エージェントHPの問い合わせなどで気軽にお願いできます。
転職エージェントへの対処法③:複数の転職エージェントを同時利用
転職エージェント・担当者によって「質」にバラつきがあるので、複数社の転職エージェントに登録しておくことがおすすめ。
1社のレベルが低くても、別の会社経由で応募すればいいだけですので。
複数社の登録が面倒でも、最初の面談30分~60分ほどこなしておけば、定期的に新着求人情報を流してくれるので、登録だけしておいて損はないですよ。
筆者が実際に体験した「むかつく転職エージェント」例
ここでは筆者が実際に体験したエピソードを3つ紹介します。
むかつく転職エージェント体験①:ブラック企業をゴリ押しされそうに
どことは言いませんが、ブラック企業として有名な大手電子部品メーカーの選考を勧められるがまま応募。
書類選考通過し、一次面接へ進むことになったので企業研究を本格的に実施したところ、案の定「ブラック企業」っぷりばかりが見えてくる結果に。
これはマズいと思い、すぐさま色々と理由を考え選考辞退の連絡を転職エージェントへ。
だが、ここから電話が毎日数件、メールで対象企業の良い点ばかりを送り付けられる始末。
あとは
- 企業側が「昼休憩時間」「20時以降の面接可」など柔軟性をアピール
- 給料条件をよくすることを交渉する
- フレックス、テレワークなどの働き方も柔軟にできるよう交渉する
などいろいろと。。。でも、ますますブラック企業やんと思い、断固拒否。
無駄なやり取りが本当めんどうでした。
むかつく転職エージェント体験②:志望度の高い企業の応募を止められた
紹介を受けた求人の中から、「ここだ!」と思う求人への応募を相談。
だが、管理職or管理職候補を募集のため筆者は該当しないと、応募を拒否されました。
どう見ても自身の経歴がマッチするなと思っていたら、別の転職エージェントから紹介を受けて選考を進めてみることに。
結果、内定GET!!しかも大幅年収アップ!(内定は辞退したけど)
業界・職種の経験のない、転職エージェントの助言など、信用する価値なしだなと再認識する良い経験になりました。
むかつく転職エージェント体験③:選考辞退の連絡後、鬼の電話攻撃
転職エージェントからの説明で、書類選考通過率はコロナ禍以降、低くなっているため応募数をとにかく増やしましょ。
同時進行は面倒だなと思いながら、嫌になれば辞退することエージェント担当者に伝えた上で応募。
結果、書類選考に進んだ企業はほぼ通過し、面接を受けることに。
現職で働きながら、面接時間を確保も難しかったので、何社かは選考辞退の連絡をいれたところ転職エージェントの態度が一変。
- 「なんで辞退?他に選考進めている企業があるから?」
- 「練習のためでいいから面接を受けて」
- 「応募しておいて企業側に失礼」
などなど他にもいろいろと好き勝手いわれました。
まあ全部辞退したけど、これまた転職エージェントは担当者の質が当たりはずれが多いなと思う体験でした。
▼書類選考通過率に関しては、こちらの記事をご参考に。
参考記事【転職】書類選考通過率って何%?転職体験をもとに検証!
悩んだら登録しておくべき転職エージェント3社
転職エージェントには当たり外れは、どうしても発生してしまいます。
結局、担当してくれる「人」次第なので。
転職活動をするには、それなりの労力がかかるので、ある程度の質をもった転職エージェントへの登録が必要です。
筆者が実際にメインで使っていた転職エージェントを紹介しますので、どの転職エージェントがいいか悩んだら取りあえずこの3社は登録しておきましょう。
エージェント名 | 特徴 |
リクルートエージェント | 求人数最多!初心者は登録必須! |
パソナキャリア | 転職サポートが厚い! |
JACリクルートメント | 年収アップならココ! |
筆者は2022年10月~12月は「パソナキャリア」をメインで転職活動を実施。
2ヶ月でプライム市場上場「2社」から内定ゲット。
スピード感があって、転職サポートが充実している転職エージェントを希望ならパソナキャリアはおすすめ!
▼パソナキャリアを使った体験談はこちら。
▼30代筆者の転職活動記録はこちら。
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